小さいながらも“力いらず”
新年度。身の回りの文具を新調する機会も多いのではないでしょうか。進化し続ける文具の中で、今回は“軽い力で使える”をテーマに、女性や高齢者でも負担を感じることなく事務作業できるモノを紹介します。
八王子市本町、国道20号バイパス沿いの文具店オフィスワン(電621・6421)で、最近人気の機能性文具を紹介してもらい、読者モデルの松尾麻衣子さんと洸希君親子に使いやすさを体験してもらいました。
まず、手にしてもらったのはレイメイ藤井のスウィングカット(写真(1))。はさみの支点を刃の中心からずらすことによって、引きながら切る引き切り効果による軽い切れ味を実現。第23回日本文具大賞2014の機能部門優秀賞を受賞しています。「軽くてしなやかに動きますね。特に長時間の作業で効果が実感できそうです」と松尾さん。価格756円を同店販売価格605円。
「テープを切るときにほとんどストレスを感じません。パッときれいに真っすぐ切れるので気持ち良いですね」。松尾さんがもっとも軽さと機能性を実感したのがコクヨのテープカッター・カルカットハンディータイプ(写真(2))。ギザギザがほとんどないきれいな切り口になる特殊加工刃が特長。価格422円を338円。
マックス・スクーバパンチ(写真(3))を使った洸希君。「僕も簡単に穴をあけられたよ」。軽さの秘密は中空刃。刃の中に紙を取り込みながら切ることで軽い穴あけが可能に。価格756円を605円。
ホチキスのマックス・ミディフラット(写真(4))は、手に納まるほどの小ささながら、紙をとじるときの力は意外に必要としない優れもの。針のとじ裏も平らに打ち曲がる(写真(5))ので、書類の束のかさばりも削減できます。「手に馴染みやすいデザインですね。小型ですがとじるときも軽く使いやすいです」と松尾さん。価格324円を259円。