そば処三日月庵で一品料理とそばを味わう
そば屋酒という言葉があるほど、そばと酒は深い縁があります。そばが出てくるまでの間、肴(さかな)をつまみながらのそば前で一息ついた後、そばで締めるのが大人の粋な楽しみ方です。
八王子市横山町14の2、八日町交差点近くのそば処三日月庵(電622・1756)は、和の門構えが趣のあるおそば屋さん。2010年にオープンした新しいお店ですが、中庭を抜けると、八王子で100年以上続く「割烹伊奈喜」に通じていて、おいしいおそばと割烹仕込みの一品料理をリーズナブルな価格で味わうことができます。
割烹の味をリーズナブルに
そばが出てくる前に一品料理で一杯という人には、キリッと冷えた新潟・久須美酒造の吟醸酒こぴりんこ(300ミリリットルの飲み切りサイズ)1300円などを用意。
つまみは、3日間かけて炊き上げたにしん棒煮430円や鴨ロース煮600円、刺し身三種盛り800円が相性抜群です。三崎港直送のまぐろ刺しやイカ刺し身もお勧め。生ビールが付いたお得なわさび三昧生中セット(板わさ、つぶ貝わさび、たこわさび)1000円もあります。
国産のそば粉で七割そばを毎日手作り
メインのそばは、揚げたての天ぷらと月見とろろが付いた天とろセット1200円やミニ天丼セット980円が人気。ランチタイムには、そばと小鉢、香の物、炊き込みご飯が付いた本日の日替わりセット900円を限定20食で提供しています。
お酒を飲まない人は、食後に甘味はいかが。甘い物は別腹です。最中アイス400円やクリーム白玉ぜんざい530円など、甘味だけの利用も歓迎です。
「割烹仕込みの味をリーズナブルに提供しています。奥にも座敷があるので、大人数でもお食事が楽しめます」とオーナーの伊奈多栄さん。
営業は昼=午前11時~午後3時、夜=5時~9時(日曜と祝日は通し営業)。定休水曜。