冬限定メニューも人気
“定番の驚き”は、外食の魅力の一つ。酢豚や麻婆豆腐など、家庭の食卓にも多く登場するおなじみの中華メニューも、プロにかかれば食材の生かし方、味付けが一味違います。家族みんなで味の違いを楽しんで、普段の料理作りのヒントにしてみてはいかが。
家族でさまざまな料理を楽しめます
読者モデルの鶴田奈央子さん（写真右から3人目）が家族と訪れたのは、中国菜酒家・華厨謝（八王子市北野町、スーパーアルプス北側。電646・6540）。迎えてくれたのは店長の小坂直人さん。中華料理歴22年のベテランです。
黒酢のやわらか酢豚
「料理の味付けに合わせた旬の新鮮野菜を取り入れることを心掛けています。今の時季は体が温まる根菜類を使うことが多いですね」と小坂さん。お薦めは、黒酢のやわらか酢豚。レンコン、カボチャ、シイタケ、玉ネギなどのたくさんの野菜と、4時間ほど煮込んだ柔らかい豚肉が特徴で、年配の人でも食べやすいと好評。
エビとモンゴウイカと野菜の炒め
あっさりとした塩味に仕上げてあるエビとモンゴウイカと野菜の炒めも。いずれも990円。
辛さを調整してくれる麻婆豆腐には、日本の山椒ではなく、本場中国と同じく花椒を使用。さわやかな香りと舌がしびれるようなピリピリとした辛さがやみつきになりそう。単品730円。ランチタイムには、ライス、スープ、サラダ、ミニデザートとのセットで780円。
麻婆豆腐
冬季限定メニューは、ブロッコリー、カボチャ、サツマイモなどの根菜を使ったエビのクリーム煮。オイスターソース、ピリ辛、トーチ、潮州醤のいずれかのソースを選べる広島産カキの炒め。各1000円。 麺類では、白菜、チンゲン菜、ニンジン、タケノコ、キクラゲ、エビ、イカ、豚肉など盛りだくさんの食材をのせた、五目あんかけ汁そば890円が子供にも人気。